MTBはフレームを替えると、どこまで変わる?CannondaleからSinger(シンガー)V2へ
完成車をまるごと買い替えなくても、MTBの乗り味は変えられます。
今回お預かりしたのは、去年の5月に買っていただいたCannondale Habit HT 2。まだ1年ちょっとで、壊れてもいません。フォークも駆動系もそのまま使えます。ただ、オーナーがやりたい動きに対して、フレームのリアセンター(BB=クランクの軸から、後輪の軸までの長さ)が少し長い。
そこで、フレームだけをクロモリのSinger(シンガー)V2へ載せ替えました。フォークも、クランクもカセットもディレイラーも、ハンドルもグリップもサドルも、Habitに付いていたものをそのまま移しています。新しくしたのは、フレームと、後輪と、傷んでいたところだけです。
後輪は27.5インチで手組み。前は29インチのままなので、前後で径の違うマレットになっています。

マットな生地(RAW)仕上げに、黒いパーツがよく合っています。
フレームを替えると、MTBはどう変わった?
前輪が上げやすくなりました。
リアセンター(チェーンステーの長さ)が、Habitの440mmからSinger V2の425mmへ、15mm短くなっています。
元のHabitはここが長いぶん、前輪を上げる動きがしにくい車体でした。やろうと思えばできなくはないですが、正直かなり難しい。載せ替えたあとは、そこがはっきりやりやすくなりました。悪い車体という意味ではなく、そういう性格の車体だった、ということです。
オーナーにお渡ししたあと、感想をいただきました。Habitと同じつもりで前輪を上げようとしたら、ひっくり返りそうになったそうです。早くダウンヒルコースでも試したい、とのことでした。
理屈はこうです。BBから後輪軸までが短いと、後輪が体の近くに来ます。後輪を支点にして、車体を起こす動きです。支点が近いほど、少ない力で上がります。上げてからのバランスも取りやすくなります。トレイルで段差や倒木を越えるときの前上げも、同じ理屈です。
オーナーは、山に自転車を担いで登って、そこから降りてくる乗り方をされる方です。もともと登山をされていて、冬山にも行かれます。夏に山を歩いているうちに、自転車でも登りたくなったそうです。降りるところは、しっかり攻めて降りてきます。
そのうえで、トライアル(岩や段差を乗り越えていく競技)でやるような動きの練習も好きな方です。前輪を上げる、ジャックナイフ(前ブレーキをかけて後輪を持ち上げる動き)をする、といった動きです。完成車のジオメトリーだと、そこが少しやりづらかった。
逆に、この替え方が効かない乗り方もあります。前輪を上げる動きをしない、下りもそこまで攻めない、走るのは林道や舗装が中心。そういう乗り方だと、リアセンターを短くしても違いは分かりにくいと思います。
同じ予算なら、タイヤやブレーキに回したほうが変わります。フレームから替えて効くのは、今の車体で「やりたい動きがやりづらい」と感じているときです。
なぜSinger V2を選んだ?
理由は2つあります。リアセンターが短いこと。そして、いつかクロモリのフレームに乗ってみたい、というオーナーの希望です。
去年Habitを買っていただいたときは、MTBにどこまでハマるか、まだご本人にも分からない時期でした。だからまずは、扱いやすい完成車から始めていただきました。そこから1年、山にも通って、やりたいことがはっきりしてきました。それで、前から気になっていたクロモリへ、という順番です。
フレームとしても、リアセンターが短いので、後輪を支点に車体を起こす動きがしやすくなります。
Singer は Yuris のオリジナル商品です。MTBまわりの部品に強い輸入代理店で、今回のリムに使ったFormosaも同じところが扱っています。フレームはクロモリのハードテール(後ろにサスペンションが付いていないタイプ)です。サイズは 430S(ショート)と 460L(ロング)の2つ。数字はリーチ(またがったときの前方向の広さ)の寸法で、今回はロングの460Lです。
V2で大きいのは、スライドエンドをやめたことです。V1は後輪の軸の位置をスライドさせて、リアセンターの長さを変えられました。V2はそれをやめて、開発当初の長さに決め打ちしています。可変をやめたぶん、狙った長さがそのまま出ます。今回はその長さが欲しかったので、ちょうどよかったです。
カラーは初回限定の「Rust Forever(ラストフォーエバー)」。名前のとおり、時間とともに表情が変わっていくのを楽しむ色です。溶接まわりがそのまま見えます。

前29・後ろ27.5のマレットにするメリットは?
前輪の走破性を残しながら、旋回性能をよくできます。
前が29なのは走破性です。前輪は障害物に最初に当たる側なので、径が大きいほど段差や根っこを乗り越えやすい。後ろはSingerの基本設定である27.5で組みました。Singerはフォークの推奨も、27.5なら140mm、29なら130mmと両方あります(数字はトラベル=サスの動く量です)。前はどちらでも組めます。V2からは前後29も可能です。
誤解されやすいのですが、マレットにしてもリアセンターは変わりません。 車軸の位置はフレームのエンドで決まっているので、どの径のホイールを入れてもBBからの距離は同じです。前輪の上げやすさは、フレーム側で取っています。
ただ、後輪が小さくなるぶん、車体そのものはコンパクトになります。 タイヤの外周が小さくなるので、後ろが一回り小さくまとまる感じです。今回のオーナーは、身長に対してはLサイズで合っています。ただ、トライアルのような動きをするには少し大きい。取り回しに気を使うところがありました。リアセンターで支点を近づけて、後輪の径も小さくしています。前輪の上げやすさと取り回しを、両方から寄せた形です。
マレットで変わるのは車体の姿勢のほうです。前輪の外径が3〜4cm大きくなるぶん、計算上は車体の前側が2cm近く持ち上がって、ヘッドアングル(フォークの寝かせ具合)が1度弱寝ます。下りでは落ち着きます。

載せ替えのとき、パーツは全部替えないといけない?
替えなくていいです。今回たまたま新しくしたものが多いだけで、載せ替えそのものに必要だったのは、フレームと、径を変えた後輪と、ヘッドセットの3つでした。
ただし、これは今回の組み合わせだったからです。元のフレームと新しいフレームで規格が違えば、替えるしかないパーツはもっと増えます。 リアハブの幅が違えばホイールごと、シートポストの径が違えばシートポストごと、という具合です。どこが引っかかるかは、車体を見ないと分かりません。確認する7か所は、記事の後ろのほうに並べています。
このあと、ホイールもタイヤもブレーキもドロッパーもBBも新品にした話が続きます。ただ、理由で分けるとこうなります。
- 替えるしかなかった:後輪(ホイールの径を変えたため)、ヘッドセット(フレーム側の規格が違ったため)
- もう替えどきだった:BB、タイヤ(載せ替えとは関係なく、寿命が来ていた)
- 乗り方に合わせた:フレーム、ブレーキ、ドロッパー
真ん中の2つは、載せ替えをしなくてもいずれ替えるものでした。バラすついでにやったほうが工賃が重ならないので、このタイミングにしただけです。
そして3つ目は、やらなくても走ります。ブレーキもドロッパーも、今回は不調とストローク不足という理由があって替えていますが、問題がなければ移植で済みます。
つまり、載せ替えの費用は「フレーム+どうしても要るもの」から始まって、そこにどこまで足すかという話です。予算を先に言ってもらえれば、そのなかで効く順に並べます。 今回のオーナーは、前輪の上げやすさが最優先でした。だからまずフレームに使って、そのあと山で下る前提だったのでブレーキに回しています。
後輪は、なぜ手組みしたのか?
径を27.5に変える必要があり、そのうえでハブとリムを乗り方に合わせて選びたかったからです。径を変えないのであれば、ホイールも移植で済みます。
前が29、後ろが27.5という組み合わせは、完成ホイールとしてはあまり売られていません。後輪だけ買おうとすると選択肢がかなり狭くなります。手で組めば、ハブとリムとスポークをそれぞれ選べるので、その制約がなくなります。
今回はハブが Kuwahara、リムは Formosa のアルミです。どちらも、この方の乗り方に合わせて選びました。
ハブは、踏み込んでから力が伝わり始めるまでの遊びが少ないものにしています。ラチェットのノッチ(爪のかかり。多いほど遊びが少なくなります)が150あります。もっと多いハブもありますが、そこまでは要りません。トライアル的な動きをするぶんには、150で十分です。
リムは、岩や根っこで打っても潰れにくいものを選びました。Formosaの新しいMTB用で、内幅30mm。ビード(タイヤがはまるリムの縁)が厚く、そのぶん中を空洞にして重さを抑えています。前作より少し重くなって、そのぶん強くなりました。軽さで選ぶ方には向きません。

タイヤは前後で違う銘柄にしてもいい?
問題ありません。前輪と後輪では役割が違うので、前はグリップ、後ろは転がりを重視して銘柄を変える方法があります。
今回は前後とも新しくしました。狙って替えたというより、単純に替えどきだったからです。後ろはホイールが27.5になるので替えるしかありませんし、前も摩耗が来ていたので、バラすこのタイミングでついでに、という感じです。
- 前:Maxxis Minion DHR II(29×2.40)。ブロックがしっかり噛むタイプで、止まる・曲がるときのグリップ重視。
- 後:Maxxis Forekaster(27.5×2.40)。前ほどゴツくなく、転がりの軽さ寄り。
前で止めて曲げて、後ろで進む、という役割分担です。
規格が合っていても、交換したほうがいいパーツは?
摩耗やガタがあるパーツは交換したほうが安心です。また、壊れていなくても、今後の乗り方に性能や寸法が足りなければ、載せ替えのタイミングで見直します。
規格表だけでは分からないのが、実際のパーツの状態です。車体から外して洗い、手で動かしてみると、組まれたままでは気づきにくかったガタや傷みが見つかることがあります。今回でいうとBBがそれで、規格は合っていて元のものがそのまま使えたのですが、ガタが出ていたので新品にしました。規格が合っていても、減っていれば新調です。
ここは補足が要ると思います。買って1年ちょっとの車体で、BBにガタが出て、タイヤも減って、ブレーキも不調。ずいぶん替えるな、と思われるかもしれません。これはこのオーナーの乗り方によるものです。山にもよく行かれますし、近所でも毎日のように車体を動かしておられます。それだけ使えば、1年でもガタが来る場合もあります。月に1〜2回の乗り方なら、同じ1年でもここまでにはなりません。
逆に、フォークも駆動系もハンドルも、何も問題なくそのまま移植できています。減るところは減りますし、そうでないところは案外そのままです。バラしてみて、やっと分かります。だから、うちが替えたがっているわけではありません。 状態を見て、まだいけるものは「まだいけます」とお伝えします。
ドロッパー(可変シートポスト)は、Habitに付いていたものが130mmでした。ストローク量(サドルがどれだけ下がるかの寸法)としては短いほうです。壊れてはいませんが、下りでもう一段下げたいときに足りません。そこで、SDG の Tellis に替えています。
130mmから170mmになりました。 Singer V2で下げられるだけ下げるなら、190mmが理想でした。ただ、シートチューブの中に収まりきりません。それで170mmにしています。ドロッパーは長ければいいというものではなく、フレームに挿さる深さで頭打ちになります。長いストロークが欲しい方は、フレームを決める段階でここも見ておくと確実です。

ブレーキはなぜ前4ポット、後ろ2ポット?
前輪には強い制動力、後輪にはコントロールしやすさを持たせるためです。交換のきっかけは、元々ブレーキの調子が悪かったことでした。
最初は、ブレーキもそのまま移植する話をしていました。ただ、パッドも終わりかけで、ガタも出ている。オーナーももともと替えたいと思っていたそうなので、バラすこのタイミングでやってしまおう、となりました。
ただ、そこで何に替えるかは乗り方で決まります。選んだのは Magura(マグラ)の MT Trail Sport。前と後ろで中身が違うセットです。
- 前:4ポット(ピストンが片側2つ×左右で4つ)。中身はMT5にあたるもので、効きの強さ担当。
- 後:2ポット。中身はMT4にあたるもので、コントロールのしやすさ担当。
マグラは前後を別々に買うのが普通ですが、これは前後セットで売られています。前後で違うキャリパーを組み合わせたい場合、そろえる手間がないのは楽です。
自転車は前ブレーキのほうが止まる力を出せるので、前は強いキャリパーにします。後ろは強すぎるとロックして滑るだけなので、じわっと効くほうが扱いやすいです。タイヤと同じ考え方です。山で下る前提だからこの組み合わせで、街乗り中心の人に同じものを勧めるかというと、そうとは限りません。

レバーは前後とも1本指でしっかり引ける形です。
ローター(ブレーキが挟む円盤)は、Habitに付いていた180mmをそのまま使っています。Singer V2のブレーキ台座は160mm用なので、そのままでは付きません。アダプター(台座の位置をずらす部品)をかませて180mmで組んでいます。ローターは径が大きいほうがよく効くので、山で下る前提なら残したいところです。

今使っているパーツは、そのまま移植できる?
規格と状態が合えば移植できます。今回のCannondale Habit HT 2では、フォーク、駆動系、ハンドルなどをSinger V2へそのまま移植できました。
とはいえ、自分の車体のハブ幅やシートポスト径を覚えている方はまずいません。調べていただく必要はないので、車体ごと持ってきてください。こちらで測って、使える・買い足しの一覧をお出しします。
参考までに、Singer V2 460Lの数字を並べておきます。パイプ径とバテッド(肉厚を場所ごとに変える加工)の見直しで、V1より450g以上軽くなっています。参考重量は2750gです。ヘッドアングルは65度、シートアングルは75.5度、チェーンステーは425mmです。
そのうえで、パーツが移せるかどうかの分かれ目になるのが、次の7か所です。この表は、うちが測るところの一覧です。難しければ読み飛ばしてもらって大丈夫です。 表のあとに、実際に何を移して何を新しくしたかの一覧を載せています。
| 確認するところ | Singer V2の仕様 | 今回どうしたか |
|---|---|---|
| ヘッドセット(フォークが入るところ) | ZS・テーパード 44/56 | HabitはISで規格が違うので新調 |
| フォークの長さ | 肩下534mm(推奨は29インチで130mmトラベル) | 元のRockShox(130mm)が推奨どおりだったので移植 |
| BB(クランクの軸) | ねじ切り 73mm | 規格は合っていたが、ガタが来ていたので新品に |
| 最大チェーンリング | 34T | 元のクランクがそのまま使えるサイズ |
| リアハブ | 148×12mm Boost | 手組みの後輪もBoostで組んでいます |
| ブレーキ台座 | ポストマウント 160mm仕様 | ブレーキは新調。アダプターを入れて180mmローターで組んでいます |
| シートポスト | 30.9mm | ドロッパーを新調 |
ヘッドセット(フォークを支えているベアリングまわりの部品)は、今回は新しくしています。HabitはIS(インテグラル)という、ベアリングをフレームに直接載せる規格でした。Singer V2はZS(ゼロスタック)で、フレームにカップを圧入して、そのカップにベアリングが収まります。受け方が違うので、そのままでは移せません。フォークのコラム(フレームに差し込む筒の部分)はテーパード(下側が太くなっている形)なので、そのまま入りました。
ポストマウントの台座は今のMTBならだいたい共通なので、あまり引っかかりません。差が出やすいのはリアハブの幅とシートポストの径です。ハブはBoost(後ろのハブ幅が148mmの規格)より前の車体だと合わず、ホイールごと買い替えになります。シートポストは30.9mmと31.6mmが混在していて、1mm違えば入りません。ドロッパーを持っていても使えない、というのはよくある話です。
載せ替えでは、ひとつの規格違いが周りのパーツまで影響します。リアハブ幅が合わなければ、ハブだけの話では済みません。ホイールごとになります。表の丸とバツより、交換がどこまで広がるかを見たほうがいいです。
そしてここで分かるのは「使えるかどうか」までです。使えるからといって、そのまま使うのが正解とは限りません。 移せるものが多いほど予算は浮くので、そのぶんをどこに使うか、という話になります。

今回、何を移植して何を新しくした?
まず、Habitからそのまま移したものです。
| 移植したもの | 中身 |
|---|---|
| フォーク | RockShox |
| 駆動系 | クランク・カセット・ディレイラー |
| ハンドル・ステム | Burgtec |
| グリップ | Ergon |
| サドル | Cannondale |
| ローター類 | Habitのもの(180mm)をそのまま。アダプターで対応 |
高いパーツ、つまりフォークと駆動系が丸ごと残っています。載せ替えが成立したのはそこです。
新しくしたのはこちら。
| 新しくしたもの | 中身 | 理由 |
|---|---|---|
| フレーム | Singer V2 460L(リーチ460mm) Rust Forever | 乗り方に合わせて。クロモリ/初回限定カラー |
| 後輪 | 27.5インチ手組みホイール(Kuwaharaハブ+Formosaアルミリム) | 径を変えたので替えるしかなかった |
| ヘッドセット | ZS規格のもの | HabitはIS(ベアリング直載せ)で、規格が違い移植できなかった |
| タイヤ 前後 | 前:Maxxis Minion DHR II 29/後:Maxxis Forekaster 27.5 | 替えどきだった |
| ブレーキ | Magura MT Trail Sport(前4ポット/後2ポット) | 調子が悪かった |
| ドロッパー | SDG Tellis(170mm) | 元が130mmで短く、下げ幅が足りなかった(130mm→170mm) |
| BB | 新品に交換 | 規格は合っていたが、ガタが来ていた |
何を替えて何を残すかは、3つで決まります。規格が合うか、部品が減っていないか、どう乗りたいか。最初の2つは車体を見れば測れます。悩ましいのは3つ目で、ここは予算と相談しながら一緒に決めるところです。
MTBのフレーム載せ替えが向かないのは、どんな場合?
移植できるパーツが少なく、買い足しが増える場合は、載せ替えより完成車を選んだほうがよいことがあります。
規格が合わないと、移植できるパーツが一気に減ります。 表のどこかが引っかかると、その周辺までまとめて買い替えです。そうなると合計が完成車1台と変わらない、ということもあります。今回はフォークも駆動系も使えたので成立したケースです。
工賃と時間はかかります。 外して、洗って、状態を見て、また組む。完成車を買ってすぐ乗る、というスピード感ではありません。
RAW仕上げは、きれいなままではいられません。 「Rust Forever」という名前のとおりです。ピカピカを保ちたい人には向きません。
ヘッドアングル65度は、街乗り一辺倒の人には寝すぎかもしれません。 下りは安定しますが、ゆっくり走るときのハンドリングはのんびりします。今回は前を29で組んでいるので、実際はもう少し寝ます。
マレットは、予備のチューブもタイヤも2種類持つことになります。 前後で使い回せません。地味に面倒なところです。
MTBのフレーム載せ替え、よくある質問
今乗っているMTBのパーツは流用できますか?
ヘッド、BB、リアハブ幅、ブレーキ台座、シートポスト径などの規格が合い、パーツの状態に問題がなければ流用できます。車種名だけでは判断できない場合もあるため、実車を測るのが確実です。
フレーム載せ替えでは、ホイールも交換が必要ですか?
フレームが対応するハブ幅やホイール径と、今のホイールが合わなければ交換が必要です。今回のSinger V2では、後輪を27.5インチに変更したため、新しく手組みしました。
BBの規格が合えば、そのまま使えますか?
状態がよければ使えます。ただし、ガタや摩耗があれば、分解するタイミングで交換したほうが二度手間を避けられます。
予算を抑えたい場合、どこまで替えればいいですか?
載せ替えに必ず要るのはフレームと、規格が合わなくなるパーツだけです。今回でいえばフレームと後輪。ブレーキやドロッパーは、不調や寸法不足がなければ移植で済みます。予算をお聞きできれば、そのなかで乗り味に効く順に並べてご提案します。
フレーム載せ替えと完成車の買い替えは、どちらがいいですか?
使えるパーツが多く、今のパーツを生かしながら乗り味を変えたい場合は載せ替えが向いています。規格が合わず買い足しが多くなる場合は、完成車のほうが合計を抑えられることもあります。
外したフレームは、どうなりますか?
そのまま手元に残して、いつかもう一台組む方もいます。使い道がなければ、うちで下取りもできます。状態と車種によりますので、一度見せてください。
相談するときは、何を用意すればいいですか?
今乗っている車体、やってみたい乗り方、だいたいの予算があれば進められます。希望をうまく言葉にできなくても、普段走っている場所や今の不満から整理できます。
同じSinger V2を選んでも、元の車体と乗り方が違えば、残すパーツも新しくするパーツも変わります。だから、載せ替えは一台ずつ中身が違います。同じ答えにはなりません。
グランピーは広島の自転車店です。ご相談で聞くことは3つ。車体、どう乗りたいか、予算です。
車体は、持ってきていただければ規格を測って「使える・買い足し」の一覧を出します。この3つがあれば、優先順位を付けてご提案できます。限られた予算をどこに使うと乗り方が変わるか、という話です。
やりたいことがうまく言葉にできなくても大丈夫です。どこを走っていて、何が不満か、くらいから一緒に考えます。
ご相談はお問い合わせからどうぞ。