グラベルバイクでエクササイズ、たまにオフロードも - Orbea Terra Race

Orbeaの「Terra Race」を一台納車いたしました。MyO(オルベアのカスタムオーダー)で、フレームのメインカラーをパールホワイト、ロゴをシルバーに。シンプルで、すごく格好いいです。

MyOで白に仕上げたOrbea Terra Race|広島の自転車店グランピーで組んだグラベルバイク

グラベルバイクって、どんな人に向いてるの?とよく聞かれます。このTerra Raceみたいなグラベルレーサーは、エクササイズ的な走り方がメインで、たまにオフロードも走ってみたい、という方にちょうどいいと思います。

なぜそう思うのか、書いておきます。

ロードみたいに、運動として乗れる

Terra Raceは、グラベルバイクの中でもロード寄りの、速く走れるタイプです。舗装路もふつうに速いです。

なので、心拍を上げて追い込むような、エクササイズ的な乗り方ができます。走りに行った日に、しっかり脚と心肺を使える。普段から体を動かしている方なら、この感覚はたぶん入りやすいです。

自転車は、走ったり歩いたりと違って、着地のたびの衝撃が少ないです。なので、脚を痛めにくいかたちで運動を足せます。体を動かす習慣がある人の、もう一つの運動として相性がいいです。

たまに、オフロードも楽しめる

Terra Raceは速さ寄りのグラベルですが、それでもタイヤは太めに入ります。最大で700×45c(45mm幅)まで対応しているので、ちょっとしたオフロードや林道なら、ふつうに走れます。

Orbea Terra Raceのフロントまわり|OquoホイールとVittoria Terrenoのグラベルタイヤ

ロードバイクだと砂利道はちょっと厳しいですが、グラベルならそのまま入っていけます。いつもは舗装路でエクササイズ、気が向いたら土の道へ、という乗り分けができます。せっかくならオンロードだけじゃなくて、偶然見つけた脇道へ入ってみたくなるものです。

それと、トップチューブの上に、バッグ用のダボ穴が付いています。ここにトップチューブバッグを付ければ、補給の食べものや工具を入れて、ちょっと遠くまで、という乗り方もしやすいです。ダボ穴でボルト留めするタイプは、ベルトで巻きつけるタイプと違って、フレームに傷がつきません。ここも地味にうれしいところです。

Orbea Terra Raceのトップチューブ|トップチューブバッグを付けられるダボ穴

仕様の割に、値ごろ

これも大きいです。Terra Raceは安い自転車ではないですが、付いている中身を考えると、値段は納得できる方だと思います。

カーボンフレーム、油圧ディスク、チューブレス対応のホイールあたりが、ちゃんとしたグレードで入っています。同じ装備を別々に揃えようとすると、けっこう値段が上がります。そう考えると、仕様の割に値ごろです。

それと、Orbeaは「MyO」で、色や一部のパーツを選べます。今回のお客さんは、もともと白い車体を探して来られました。ただ、Terra Raceはメーカーがあらかじめ用意している色に、白がありません。ふつうなら「白は無いんです」で終わってしまうところですが、MyOなら色を自分で選べるので、白にできました。店頭で一緒に選んで、希望どおりの白い一台に。しかもアップチャージなしなのは、嬉しいですね。

白で仕上げたOrbea Terra Raceのリアまわり|ドロップシートステーとUCIフレームセット

今回の一台のスペック(Orbea Terra Race M20LTD)

今回の一台は、Orbeaの「Terra Race M20LTD」というモデルです。これをMyOでカスタムペイントしています。主なスペックはこんな感じです。

  • フレーム:OMXカーボン(フルカーボンフォーク)
  • グループセット:シマノ GRX RX820(2×12段・機械式/クランク31-48T・スプロケット11-34T)
  • ブレーキ:シマノ GRX RX820 油圧ディスク
  • ホイール:Oquo RP50LTD(リムハイト50mmのカーボン)
  • タイヤ:Vittoria Terreno 700×40c
  • コックピット:OC Gravel GR10カーボンハンドル/OC XP10カーボンシートポスト

グループセットというのは、変速やブレーキの一式のことです。今回はシマノのGRXという、グラベル用のまとまりが付いています。2×12段で、軽いギアから重いギアまで幅広くあるので、上りも平地も走りやすいです。ブレーキは油圧ディスクで、軽い力でしっかり止まります。

ホイールはOquoのRP50LTD。リムの高さが50mmと、少し深めのカーボンホイールです。深いリムは、見た目が格好いいのと、平地でスピードを保ちやすいのが良いところ。タイヤはVittoria Terrenoで、少しブロックのあるグラベル向けです。舗装路も土も、これ一本でそこそこいけます。

Orbea Terra Race M20LTDのドライブトレイン|シマノGRX RX820(2×12段)とOquoホイール

それと、今回はフラットペダルを付けました。これには、このお客さんならではの理由があります。トレイルランニングをされるので、自転車で山の入口までアプローチして、そこから走る、という使い方をされるんです。専用シューズで固定するペダル(ビンディング)だと、靴が自転車用に決まってしまいます。フラットペダルなら、走れる靴のまま乗れる。靴を選ばずに済むのは、こういう乗り方には大事なところです。

細かいところも、長く付き合いやすい

今回の一台は、細かいパーツの選び方も「あとで困らない」方向にしています。

ハンドルは、エアロの一体型も選べたんですが、ふつうの丸ハンドルにしました。一体型はすっきり格好いいぶん、あとからステムやハンドルを替えてポジションを調整するのが大変です。丸ハンドルなら、長さや角度を後から気軽にいじれます。乗り始めて「もう少し近い方がいいな」と思っても、対応しやすいです。

それに、丸ハンドルはライトやサイコン(サイクルコンピューター)も付けやすいです。エアロの一体型だと形が特殊で、取り付けに専用パーツがいることもありますが、丸なら市販のホルダーがそのまま使えます。

Orbea Terra Raceのコックピット|エアロ一体型ではなく丸型ハンドルを選択

シートポストも、丸い形(27.2mm)です。汎用性が高くて、市販のシートポストや、高さを変えられるドロッパーも入れやすい。特殊な形だと交換先が限られるので、丸は気が楽です。

Orbea Terra Raceの丸型シートポスト(27.2mm)|汎用性が高い

それと、ダウンチューブにはゴムのガードが付いています。オフロードで小石が跳ねたり、輪行で擦れたりしても、傷つきにくいです。ダウンチューブの下にも、ダボ穴があります。フレーム内のダボ穴をツールボックスのために犠牲にしなくていいので、便利です。

Orbea Terra Raceのダウンチューブ|ゴム製ガードとツールボックス用のダボ穴

正直なところ

いいことばかり書きましたが、苦手なところもあります。

グラベルレーサーは速さ寄りのグラベルなので、ガッツリ荒れた山道は得意ではありません。それと、舗装路の最高速だけで比べると、ガチのロードバイクには一歩譲るかもしれません。

ただ、ふだんは運動として走って、たまにオフロードでも遊ぶ、という乗り方には、この速さ寄りの性格がちょうどいいと思います。

まとめ

運動を兼ねてスポーツバイクが欲しくて、たまにはオフロードも走ってみたい。そんな方には、グラベルバイクはおすすめです。ロードみたいに追い込めて、たまにオフロードも走れます。今回のTerra Raceは、MyOで好きな色にできて、仕様の割に安いので、おすすめです。

気になる人は、よかったらグランピーに見に来てください。グラベルバイク得意です。

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