雨、パンク、向かい風。それでも走る|広島・四国パーマネント500km実走記
こんにちは、grumpyスタッフの池田です。
「スーパーパーマネントランドナー(SPR)」を目指して走った、パーマネント4本・約500kmの実走レポートです。雨の徳山、釘パンクの三瓶、しまなみ・とびしまの死闘まで——ロングライドの現実をそのまま記録しました。
「そもそもパーマネントって?」「どんな自転車・装備で走るの?」という方は、先に準備・装備編をどうぞ。
→ ブルベを始めてわかったこと|パーマネントの基本・必須装備・愛車を紹介
第1回——予想以上にキツかった。初めてのパーマネントは雨だった。
コースは広島→徳山港、120km。

予想以上にキツかった、というのが正直な感想です。雨の中、各チェックポイントを巡りながら、もう少し余裕があると思っていました。でも実際はかなりギリギリ。雨・向かい風・制限時間との戦い。ロングライドの現実をそのまま体験した1本でした。


あまりにも豪雨だったので、フロントバッグを雨から守るためにビニール袋に入れて走っていました。

なんとか時間内に完走できましたが、正直ものすごく疲れてしまい、ニコッと!できなかったです。

持っていって良かったもの、要らなかったもの、次走るならこうしよう——第1回目は、反省するところばかりでした。そして改めて、雨の日のロングライドには高い防水性能を持ったバッグが不可欠だと感じました。
第2回——三瓶200km、釘パンクからの死闘
コースは江の川と走る三瓶ルート、200km。

スタート直後、本当に数百メートルです。いきなりタイヤに釘!!パンク寸前のままライド続行という波乱の幕開けでした。

江の川の景色は予想以上に美しく、川と山と空を楽しみながら走りますが、三瓶山の登りで体力を奪われ、ボトルの水もなくなる前半戦。


後半は真っ暗な峠道を「壊れたテンション」で駆け抜けます。沈みゆく太陽の美しさに後ろ髪をひかれつつ、ゴールを目指しました。


体は限界、心は最高——あの感覚はロングライドでしか味わえません。1日200kmの限界を身体で学んだ回でした。

第3回——四国・しまなみ・とびしま150km
コースは松山→呉、フェリー込みの150km。制限時間がかなりタイトだったため、装備の軽量化を徹底して挑みました。道中にフェリーを挟むため、時間を正確に測るのが難しいコースでした。


五日市から宇品港、松山行きのフェリーへ——想像以上に豪華な船旅で驚きました。



四国上陸後、松山公園前をスタートして愛媛・しまなみ海道を駆け抜けます。

ただ、海岸線沿いの向かい風を完全になめていました。想像以上に時間を削られてしまい、亀老山の登りでも体力を削られ、今回は時間に追われるライドに。


結局、予定していたフェリーの時間に間に合わず…。とびしま海道に入る後半は全力疾走状態。補給食もフェリーで食べて、なるべく休憩も減らして走りました。


でも、とびしま海道の後半戦は、今度は追い風に救われました。ゴールまでの制限時間が短く、ほぼ全力疾走だったので止まって写真を撮るのはほとんどできませんでした。

フェリーを降りたら、全速力でチェックポイントを巡り、なんとかゴール。ゆっくりしたいポイントはたくさんあったけど、今回は歯を食いしばって通り過ぎる。それもまたパーマネントの楽しさでしょう。

第4回——呉→平和公園、最短30km
第3回のとびしま海道から同じ日に連続して、第4回目に挑戦。ルートは呉の大和ミュージアムから平和公園まで、約30km。パーマネント史上最短コースのひとつとも言われています。

スタートまで1時間ほどの休憩時間があったので、ひとまず呉の街の食堂でご飯を食べました。天ぷらとうどん、めっちゃめちゃ美味しかったです。

そして、いざスタートっ!短いから楽勝——と思いきや、信号・工事・夜の走行と、なかなか思うように進まない…。それでもなんとか時間内にゴールしました。



夜の走りは涼しくて快適で、本当に疲れたけど楽しかったです。最初からずっと一人で走っていますが、コースを間違えないように走ったり、チェックポイントで写真を撮ったりして、道中けっこう楽しんでいました。初めて見る場所というのも、新鮮で良かったです。
現在地と、これから
そんなこんなで、現在1200km中、約500kmを走破しました。残りは700km。次はまだ走っていないコースに行ってみようと考えているところです。続編もお楽しみに。
装備や準備、Sig.Randoのことは「準備・装備編」にまとめています。これからブルベ/パーマネントを始めてみたい方は、まずこちらからどうぞ。