ロードバイクにも使えるグラベル用のビンディングシューズとは?
シューレース ビンディングシューズのパイオニアのクオック。
2018年に発売されたグランツアラーは、グラベルのシーンにマッチするデザインと機能で今でも人気のシューズです。
2022年4月下旬、前作と同じ機能を残したまま、少しアップデートして帰ってきました!
まず、シューレースがダイヤル式へ変更。
ダイヤルの調整はワンタッチ式でシューズの脱着が簡単。乗車中に微妙な締め付け調整ができるようになりました。進行方向に回して締め付けます。リリースする際は、進行方向の逆に回して緩めます。
そして、かかと部分のホールド性がUPしました。きつい登り坂で自転車を押して歩くときなど、しっかりかかとをホールドしてくれます。シューレースモデルと比較すると、履いた瞬間違いに気づきます。
ダイヤル式とかかと部分、これ以外はシューレースモデルと同じ仕様になります。
シューズのサイドはラバー構造で防水性があり、水たまりなどを歩いたとき水の侵入を防いでくれます。
シューズ自体は軽量で歩きやすいSPDタイプで、ライド途中の散策やシクロクロスのシーンでも活躍します。
耐久性のあるラバーアウトソールはグリップ力があり、岩場などを歩くときに安全です。購入して3年になりますが、他のビンディングシューズに比べてかかとの減りが少ないです。
サイズ感はアジアンフィット。
例)バンズ27.5cm、ムーンスター27.5cm → 27.5cmがおすすめ
26.5,27.5などハーフサイズのみ展開。
サイズ感は、スペシャライズドやシマノのビンディングシューズに似ています。
サイズチャート
EU 41 / UK 7 / US 8 / JP 25.5
EU 42 / UK 8 / US 9 / JP 26.5
EU 43 / UK 9 / US 10 / JP 27.5
EU 44 / UK 10 / US 11 / JP 28.5
QUOC Gran Tourerを実際に使った感想(Gran Tourerシューレースタイプ)
・軽量で長時間ライドしても疲れにくい
・内部がシームレス構造で包むようにフィットしてくれる
・耐久性のあるアウトソールは摩耗しにくい
・カジュアルなサイクルコーデに合わせやすいデザイン
・アジアンフィットで履きやすい
・かかと部分にリフレクターがあるので夜間は安心
実際にGran Tourerダイヤル式を試着した感想
・シューレースタイプと同じ履き心地
・ダイヤルを回して締め付けたとき、シューレースよりも足首側のホールド感が高い印象
・何と言ってもシューズの脱着が早い
・かかと部分のホールド性が良くなった
QUOC Gran Tourerを購入検討中の人へ。使用者からアドバイス(※使用シューズはGran Tourerシューレースタイプ)
・2つのサイズで購入に迷ったらワンサイズ小さめがおすすめ。理由は実際にペダリングするとかかと部分のホールド性が良くなり、つま先付近に少し隙間ができる印象。そのため、ワンサイズ小さめを購入した方が良かったと反省。
・選択するカラーに迷ったらPinkを履いてほしい。このカラーラインナップの中でウエアとのコーデが一番難しいからこそ、ライドするときの服選びが楽しくなる。
・当然アスファルトメインのオンロードバイクにも合うデザイン。グラベルバイクだけに執着せずいろいろな人に履いてもらいたい。
・冬場は厚手のソックスを履くからと言ってワンサイズ大きめのシューズの選択はお勧めしない。オンシーズンで履く時間が長いなら、ジャストサイズを選択してください。
・このブランドのファンになると、2足目も欲しくなる。それくらい魅力的なデザインと世界観のあるシューズです。
各サイズ、各カラーは、ある程度在庫あります。店頭でフィッティング可能です。
興味ある方は、ご来店お待ちしてます。