サスペンションサドル知ってます?『BIKE YOKE SAGMA』を使ってみました。
こんにちは、grumpyの池田です。
前々から気になっていたBIKE YOKEのサスペンション付きサドル「SAGMA」を遂に買ってしまいました。
自転車通勤で使ったり、先日の探検ライドで使ったり、現在いろいろな設定を試しているところです。
今まで自分が好んで使っていたブルックスのレザーサドルのような、トラディショナル系とは違い、最新の技術が投入されたハイテク系サドルです。
SAGMAサドルは、MTB、グラベルロード、E-bike、街乗り等、幅広い使い方を考慮したサドルです。
車種を問わず、多くの人にチェックしてほしいサドルです。
各部ギミックが隠されていて、一言説明するには難しいほど。
Bike YokeのYoutube動画に、わかりやすくまとめられているのでまずはこちらをチェックしてみて下さい。
SAGMAサドルは、レール部にショックアブソーバーを備え、上下左右の衝撃を吸収する特殊な構造を持っています。
このサドルを装着すると、まるでタイヤの空気圧を下げたような、非常に柔らかい座り心地になり、オンロードやオフロードを問わず、あらゆる状況に対応するサドルです。
ネジを外して、サドルの前後にあるアブソーバーを入れ替えることで、自分の好みに応じた硬さに調節することができます。
例えば、「前をレギュラー、後をハード」、「前をソフト、後をレギュラー」といった感じです。
アブソーバーの組み合わせの数がかなり多いので、僕も今、様子を見ながら試しているところです。
今の所、体重73kgでドロップハンドル仕様の場合「前をレギュラー、後レギュラー」という組み合わせが結構いい感じです。
SAGMAサドルには「ソフト」、「レギュラー」、「ハード」という3種類のショックアブソーバーが付属しており、ライダーの好みに応じてサスペンションの硬さを調節できます。
SAGMAサドルは上下方向への振動吸収性に加えて、左右方向にも振動を吸収します。
ペダリング時にお尻へ余計な負荷がかかるのを防ぎ、路面状況に関係なく、快適な座り心地になります。
こちらは、「ハード」のショックアブソーバーを後ろに装着した時の写真です。
ハードを使っていても、左右へしっかり動いてくれます。
早速SAGMAサドルを自分の自転車に装着して、試してみた所、まるで空気圧を0.5bar落としたかのような、タイヤを5mm太くしたかのような座り心地でした。
走り始めて10秒程で、あれ!?何か違う!と気付ける程サスペンション機能が体験できました。
正直なところ、 突然座り心地が柔らかくなったので後タイヤがパンクしたんじゃないかと、疑ってしまった程です。
舗装路をちょこっと乗るだけで、こんだけ楽しめるんだったら、もっとグラベルとかトレイルとかロングライドに行ったらどうなるか!?マジで楽しみなサドルです。
SAMGAサドルには副作用的な良い部分もあります。
サドルの座面裏は平らで凹凸がないため、クリーニングもしやすいのが嬉しいところ。泥が跳ねたり、埃がついてしまっても簡単に綺麗にできます。
さらに、座面は水を吸収しにくい素材を使用しているため、濡れても簡単に拭き取れ、すぐに乾かすことが可能です。
SAGMAサドルの注意点としては、シートポストへ取り付けるレール部分が7x10mmの楕円形状になっていること。
一般的なサドルに良く使われている7x7mmのサドルレールとは違うので、装着する前にお使いのシートポストを一度チェックした方が良いでしょう。
SAGMAサドルは最近主流になってきたショートタイプで、長さは約240mm。
ショートサドルは、乗り降りの際に腰にサドルが引っかかりにくくなったり、重量が軽くなったりと、結構メリット大きいです。
SAGMAサドルは、先端部分が幅広くなっているので、乗りながらちょっとポジションを変える時に活用するといいかも。
SAGMAサドルの実測重量は212gでした。
こちらはアルミレール、幅130mmタイプです。
ショックアブソーバーも前後に付いた上で、この重量ですとかなり軽い方だと思います。
ショートサドルや軽量化を考えている人にもオススメです!
SAGMAサドルは座面のカラーが6種類あり、自転車のカラーリングに合わせて選択できます。
また、サドルレールやショックアブソーバー部分の補修パーツも展開されているので、もし故障しても修理が可能です。
修理して、長く使える、毎日自転車に乗るヘビーユーザーにも嬉しい限りです!
Bike Yoke SAGMAは店頭にて試乗用のサドルをご用意しております。
ぜひご来店いただき、その快適さをぜひ体験してみてください。