冬の自転車、何着る?「ガチなウェア」は着たくない人のための、パタゴニアR1エア活用術

冬のサイクリングウェア、何を着ればいいか迷っていませんか?
ペダルを漕いでいる間は暑いのに、自転車を降りた時や、ちょっと休憩で一息ついた時、急に背中が「冷やっ」とする……。これが「汗冷え」です。
信号待ち程度の短い停止なら大丈夫ですが、以下のようなシーンでは体温を一気に奪われてしまいます。
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コンビニやスーパーでの買い物中 暖房の効いた店内に入ると、かいた汗がじっとり。外に出た瞬間にその水分が冷えて激寒に。
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カフェや公園での休憩 自転車を停めて座っている間に、濡れたウェアが冷たくなっていく。
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坂を登り切ったあとの平坦路 頑張って漕いだあと、力を抜いて「スーーッ」と流している時。運動量が落ちたところに風だけは受け続け、一番冷えるタイミング。
「走っている時は暑い、休憩すると寒い」という冬の街乗りのジレンマ。これを「ガチなウェア」なしで解決してくれるのが、パタゴニアの「R1エア」シリーズです。
R1エアが「汗冷え」を防ぐメカニズム

R1エアの最大の特徴は、独自のジグザグ織りの生地にあります。
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走っている時は熱を逃がす 生地の隙間から、運動中の熱気や湿気を驚くほどスムーズに外へ逃してくれます。そのため、必死にペダルを漕いでも服の中が蒸れすぎず、汗のベタつきが大幅に軽減されます。
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止まっている時は暖かさをキープ フワッとした繊維が空気をたっぷり含み、熱を閉じ込めるため、休憩中にはポカポカとした暖かさが続きます。
つまり、「自分から体温調整しなくても、服が勝手に調整してくれる」という、街乗りサイクリストのためにあるようなフリースなのです。
どっちを選ぶ?「クルー」と「ジップネック」
R1エアは見た目がカジュアルなので、通勤やカフェライドでも浮きません。特に街乗りにおすすめのモデルを紹介します。
1. R1エア・クルー(丸首タイプ)
→ 街乗り、カフェ巡り、普段着兼用におすすめ
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メリット: ジッパーがない分、お腹周りがゴワつかずスッキリ。見た目は完全な「普段着」なので、そのままお店に入っても違和感が全くありません。
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おすすめ: ゆったりしたペースで走る方や、自転車を降りた後の快適さを重視する方。
2. R1エア・ジャケット
→ 距離を走りたい人、こまめに温度調整したい人におすすめ
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メリット: 暑くなったらジッパーを下げて一気に換気(ベンチレーション)が可能です。汗を大量にかく坂道などで、細かく温度をコントロールしたい時に便利です。
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おすすめ: 長めの距離を走る日や、着脱を繰り返して温度変化に対応したい方。
失敗しないための「着こなしのコツ」
R1エアは通気性が高いため、風を全く防ぎません。 ここを理解してレイヤリング(重ね着)をすれば、快適さが格段にアップします。
【街乗りで最強の組み合わせ】
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ベースレイヤー(速乾性のインナー)
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ミッドレイヤー:R1エア(保温と湿気逃がし担当)
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アウター:トレントシェル、フーディニ(風除け担当)
パタゴニア・トレントシェル |
パタゴニア・フーディニ |
走っている間はウィンドブレーカーを羽織り、中のR1エアで保温。暑くなったらウィンドブレーカーを脱ぐか、ジッパーを開けてR1エアの通気性を最大限に活用しましょう。
この冬は「快適」を味方に
サイクルジャージを着なくても、冬のサイクリングは快適に楽しめます。
パタゴニアのR1エアは、見た目はカジュアルなのに、機能は本格的。 「汗冷え」のストレスから解放されて、気持ちよく街へ繰り出しましょう!

