マウンテンバイク初心者のためのハンドルとステムの選び方
>当記事は、旧ブログで紹介したものですが、最近でも良く見られています。内容とリンク先を見直し、こちらに再掲します。<
見た目の印象や乗り心地、操作性を簡単に変えれらるのがハンドル周りのカスタムです。
ダウンヒルを快適に走りたいとか、登りを楽にしたいとか、単純にカッコよくしたいとか動機は人それぞれだと思いますが、ハンドルバーもステムもサイズがいろいろあって初心者の人には何のことかさっぱりわからないしどれを選んでいいのかわからないという人も多いと思います。
この記事ではハンドルとステムの基本的なサイズのお話や選び方のヒントを紹介します。
ハンドルとステムのサイズの意味は?
最初にハンドルとステムにはどんなサイズがあるのか簡単に説明します。
ハンドルには以下のサイズがあります。
- 幅
- ライズ
- バックスウィープ
- アップスウィープ
- クランプ径
ステムには以下のサイズがあります。
- 長さ(リーチ)
- 角度
- クランプ径
いろいろありますが最初のうちは
・ハンドルはライズと幅
・ステムは長さ(リーチ)
だけ選べばいいと思います。
ただし、クランプ径は必ずハンドルとステムで合わせてください。マウンテンバイクならクランプ径は35mmがいいでしょう。
サイズの違いでどう違うの?
幅は好みもありますが狭すぎると操作がシビアになり、広すぎると踏ん張れなくなります。腕立て伏せをイメージしてみてください。狭いと不安定ですし広すぎるとしんどいです。長い場合はカットして調節します。
ライズは大きくなれば身体が起き上がって操作性が良くなります。
低くなれば前傾になって登りや巡航が楽になります。
ステムは短くなればハンドルが近くなって操作性が増します。
長くすればハンドルが遠くなって姿勢がゆったりとして登りや巡航がしやすくなります。
具体的な例をあげると、
トレイルライドやダウンヒルなど山で遊びたい場合は40ミリくらいの短いステムに、30ミリくらいのライズのハンドルバーがいいです。
ハンドルを近く高くすると上体が起きあがり自然と重心が後ろにいき前転しにくくなるでの安心感も増します。
ハンドルを低く遠くすると重心が前に行くので下りが怖くなります。
乗りこなせればカッコいいですがシビアな重心移動が必要になるので上級者向けのセッティングです。
初心者のうちは攻めたセッティングにするよりは無理なく楽しめるセッティングがいいです。
街乗りの場合は少し変わります
街乗りがメインの場合はステムを60ミリくらいの少し長いものするといいです。
40ミリ前後の短いステムはサドルに座った状態が多い街乗りだと窮屈に感じると思います。ステムを少し長くしてやるとゆったりした姿勢になるのでオンロードでの移動が楽になります。
今使っているハンドルバーやステムがどんなサイズなのかを知れば、それを基準にできるので選び易くなります。
まず現状のサイズを調べて、そこからどうしたいのかを考えてみましょう。
現状がわからないという場合は自転車持ってきてもらえれば直接アドバイスや交換もできます。
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