ハンドメイド・フルクロモリロードバイク「KOGO」
ここ数年の間、ロードバイクは大きく変化しています。
カーボンフレームが主流となり、ディスクブレーキが標準装備、ホイールはスルーアクスル仕様になりました。
新しくグラベルロードというカテゴリも誕生し、オンオフ問わず走れる素晴らしいモデルも増えました。
マスプロメーカーでは、フレームに応じた専用ステムや専用シートポストを搭載、ケーブルが全て自転車の内部を通るインナーケーブルタイプも増えています。
そんな中、グランピーでも最新のロードバイクメーカーの取り扱いを開始しました。
最新の技術の凄さと良さを知った私達は、この技術を伝統的なロードバイクに落とし込めないかと考えました。
もちろん、私達が大切にしている「長く大切に使える」というコンセプトも踏まえてです。
オリジナルロードバイク【KOGO】が誕生するきっかけでした。
モデル名であるKOGOは、グランピーの所在地である「庚午」という地名から取りました。
庚午には「金属の馬」という意味もあり、正に自転車にピッタリな名前でした。
仕様
- 1台ずつ広島にてハンドメイド。
- フレーム・フォークはクロモリ製のチューブ。
- リムブレーキ専用フレーム。
- ブレーキは51mm以上のアーチ長に対応。
- 最大タイヤサイズは700x30cまで確認済み。
- ダウンチューブ上部、シートチューブ前の2箇所にボトルケージ台座を装備。
- ヘッドチューブは1-1/8オーバーサイズ。
- シートチューブ内径27.2mm。
- フロントエンド100mm、リアエンド130mm、QRタイプ。
- ボトムブラケットは68mmのスレッドタイプ。
フレームオプション
フレームサイズについて
フレームサイズはカスタムにて自由にオーダー可能。
ご希望の寸法にて1mm単位でオーダーできます。
サイズのカスタムオーダーが可能なのは下記2点です。
①シートチューブ長(C-T)
BB中心からシートチューブ上端までの距離です。
②トップチューブ長(C-C)
トップチューブとヘッドチューブの中心の交点から、トップチューブとシートチューブの中心の交点までの距離です。
下記がオススメの身長とサイズ表です。ご参考ください。
KOGOの基本カラーは2色あります。
基本カラー①:パールホワイト
まるで、炊き立てのご飯のような輝きを放つ、ホワイトとシルバーのグラデーションペイントです。
パールホワイトは、ベースカラーの上にパールコートを重ね、クリアーで閉じ込めるという、通常より塗り重ねが多いペイントだからこそ出せる輝きとなっています。
そして、見た目が単調にならないように、フレーム下部にロゴと合わせたシルバーカラーでグラデーションのペイントを施しました。
ふりかけのようにスパイスも入れております!
基本カラー②:ブルーメタリック
爽やかな飽きのこないブルーメタリックが作りたかったペインターの竹之下。
茹るほど暑い塗装工場の3階から見える青空が、憎たらしいほどの快晴で綺麗だったのでそれをイメージして作りました。
一点の曇りのない青空への反抗に、陽光に照らし出された雲をイメージしたパールホワイトを入れてやりました。
ただ綺麗で鮮やかというだけでない、ペインターの思いがこもったブルーカラーです。
価格
KOGO ロードバイク フレームセット
基本フレームカラー:パールホワイト、ブルーメタリック
基本価格:税込198,000円
他のカラーでのペイントも可能です。ご相談ください。
オーダーについて
ご希望のフレーム寸法、フレームオプション等をご検討頂き、こちらのページからご連絡ください。
◆KOGOと相性が良いパーツ
新しくKOGOを組み立てる時は、下記のパーツが良く似合います。
KOGOのフレームと同様に伝統的かつ、長年愛され続けられているパーツです。
長年愛される定番軽量サドル【selle ITALIA FLITEシリーズ】
◆関連Youtube動画
KOGOができるまでのyoutbe動画も公開しています。下記もご参考ください。
【フレーム公開開発001】ハンドメイドロードバイクのコンセプトを考える
【フレーム公開開発002】クロモリフレームって硬い?柔らかい?
【フレーム公開開発003】一言に"クロモリ"といっても、とても奥が深い材質の話
クロモリ・ロードバイクの試作1号機が完成しました!
クロモリ・ロードバイクの試作1号機の実走レビュー
極楽寺でエレファントサイクルとガチンコ・ヒルクライム対決
【ロードバイク公開開発004】ついに完成したクロモリロードバイクについて
ページ拝見しました。28cあたりまではけるクロモリ探していて、ここに辿り着きました。キャリパーで10年ほど前にアルテグラでロードを組み、今っぽくワイドタイヤ化したいのですが、25cタイヤさえはまりません(涙)。チネリなのに。。メカやホイールはそのままで、フレームセットだけあれば、資産が継承できて、一台に集約できて経済的です。なのでディスクでもヴィンテージでもないクロモリフレームセットは28cがはけて現在の流れに乗っていると思います。当方、福岡市のマルメサイクルさんで世話になっています。ぜひそういう小さいが玄人好みのショップにも卸してもらえると幸いです。あと写真のスカイブルーがちょっと見えにくいので、店内などの照明でも写真をお願いします。
度々恐れ入ります 本間です
グランピーさんの思い、ノウハウが詰まったKOGOも知りたくなりました!
動画に出てるようなパーツ組みでの完成価格教えて頂きたく思います!