太いタイヤもOK【MAVIC ALL ROAD SL】を装着してみました。
グラベルバイクのグレードアップに人気なホイールセット【MAVIC ALL ROAD SL】を実際に装着してみました。
ホイールを変えると走りが変わる!とよく言われるんですが走り始めた瞬間にしっかりと実感できました。
例えるなら、まるでギアを2つ軽くしたような、タイヤを5mm細くしたような、タイヤセンターがスリックタイプのものに交換したかのような。そんな感じです。
最近モデルチェンジしたばかりのALL ROAD SL。2024年モデルからリム幅が22mmから25mmに広がりより太いタイヤが装着できるようになりました。
また、ロゴデザインも一新され、シンプルかつモダンな見た目となりました。
ALL ROAD SLは、タイヤ幅が30mm~64mmまで幅広く対応します。このタイヤ幅があれば、エンデュランスロード〜グラベルロードのタイヤ幅、さらにはその先のMTBのタイヤ幅にも対応します。
今回は、KONA SUTRA LTDに装着しました。タイヤはMAXXISのリーコンレース、29x2.25です。もちろん、この幅でもOKです。
「チューブレス、テープレス、フックレス」仕様になっていることもポイント!
「チューブレス」は乗り心地が良くなりパンクの心配も無くなります。
「テープレス」はリムテープ貼り直しが無く、空気漏れが無くタイヤのセッティングもしやすくなります。
「フックレス」は軽量でシンプルな構造、クリーニングもしやすいのが特徴です。
この「3つのレス」を採用しているホイールセットって意外と少ないんですよ。
ALL ROAD SLは、アルミのホイールセットの中では最上級のモデルで多少の凸凹道も想定した耐久性の高さが特徴です。
田舎道や都会の街中では、段差を超えたり荒れた路面を走ることも多いのでこれは嬉しいですね。
現在完成車に乗っている方は、ホイールのグレードアップとして選んでも良いと思います。
ALL ROAD SLホイールは前後セットで約2088g、SurlyやKona等、ほとんどの標準ホイールより軽くなるので、平地や登りがもっと楽になります。
先日、早速装着してヒルクライムしてきましたが、新しいホイールを装着した!という気持ちも相まって、上り坂が一層楽しくなったように思います。
標準のハブは前100x12mm、後142x12mm規格となっていますが、別売りのアダプターを装着すれば、100mmQR,135mmQRにも対応できます。
昨今は様々なハブ規格が登場していますが、アダプターを使えば多様な自転車に装着できるのも魅力的ですね。
旧モデルのサーリーのカラテモンキー、サルサのエルマリアッチ等、長年クロスカントリーMTBをご愛用の方にも規格が対応しますのでオススメですよ。
ALL ROAD SLに採用されているエアロスポークは、横から見た時のインパクトがあり、見た目もガラッと変わります。
極太のエアロスポーク、フロント&リアのスポークの少なさ(24本)、凹凸のあるリム。
性能はもちろんですが、かっこいい見た目も自転車を楽しむ上で重要なポイントでしょう。
MAVIC ALL ROAD SLは愛車のイメージチェンジやグレードアップにもぴったりです。
次のカスタムにぜひどうぞ!
MAVIC ALLROAD SL DISC (700c) 前後セット
価格:121,000円