パナレーサーのグラベルキングって何?

こんにちは、池田です。

グラベルロードバイクに乗っている方は一度は名前を聞いたことがあるであろうグラベルタイヤの超定番「パナレーサー グラベルキング」。

王道、定番、傑作。そんな名前がぴったりと当てはまるシリーズをグランピーでも取り扱い始めました。

グラベルキングは、グラベルロード向けに展開されていたタイヤなのですが、大きなモデルチェンジがあり、新シリーズとなりました。

一層バリエーションが豊富になり、チューブレス化も非常に容易、さらにコスパまで良いという3点揃った「グラベルの王様」の名前に相応しいタイヤとなりました。

今回は、そのグラベルキングシリーズについてざっくりとご紹介します。

Youtube動画もご参考ください。 

グラベルキングは「キング」の名前に相応しく、様々な使用状況に合わせた多様なラインナップがあります。

タイヤは大きく分けて「X1」「GK」「SS」「SK」の4種類です。

それぞれ、オンロード・オフロードを走る割合に合わせて簡単にご紹介します。

 

1つ目は、スタンダードモデルのグラベルキング(GK)です。

オンロード:グラベル=80:20の割合で走るのにおすすめ。

グラベルキングシリーズの中では最も舗装路寄りに作られていて、ブロックが無く、スムーズな走行感が特徴です。

走る場所は基本的に舗装路がメインだけど、もしかしたら出先で砂利道や荒れた場所に遭遇してしまうかも...。そんな場合はこのグラベルキングがおすすめです。

ロードバイクに装着できる700x30c前後から、グラベルバイクやツーリングバイクにオススメな650x48Bまで展開されているので、ロングライドやツーリングが好きな人にも良いでしょう。

Panaracer Gravelking 

価格:6,600円

 

2つ目は、オンロード/オフロードをどちらも快適に走れるハイブリッドモデルグラベルキング SSです。

オンロード:グラベル=50:50の割合で走るのにおすすめ。

タイヤのセンター部分は滑らかなスリック系で、サイド部分に小さなノブが設置されて砂利道に入っても程よくグリップしてくれます。

SSも舗装路メインで走る方にオススメなのですが、河川敷や公園など、ルート上に舗装路以外の軽いグラベルがあるという場合はぴったりです。

ベテランのサイクリストは前をグリップ力高めのSK、後ろは回転性を重視してSS、といった感じで前後で使い分ける方もいますよ。

Panaracer Gravelking SS

価格:6,600円

 

 

3つ目は、シリーズ最新作のグラベルキング X1です。

オンロード:グラベル=40:60の割合で走るのにおすすめ。

スタッフの村上が愛用しているモデルで、彼は通勤がメイン、たまに行くグラベル(ライトトレイル)のような激しい場所もこれ一本で突き進んでいきます。

彼曰く、オン/オフロードどっちも行くならX1を選んでおけば間違いないとの事。

タイヤのブロックがセンター部分に並んでいて、舗装路でも快適かつ滑らかに走れ、オフロードに入ると左右のブロックがしっかりと路面を掴みグリップしてくれます。

グラベルキング4種類の中では最も新しいフラッグシップモデル。展開されているサイズは他のモデルよりも少なめですが、これから充実してくる事でしょう。

Panaracer Gravelking X1

価格:6,600円

 

4つ目は、グラベルキングシリーズを象徴する大人気モデル、グラベルキング SKです。

オンロード:グラベル=30:70の割合で走るのにおすすめ。

ラインナップ中、設定は最もオフロードよりなのですが、舗装路での軽快な走行感も魅力的な部分です。

満遍なく張り巡らされた小さな正方形のブロックは、砂利道はもちろん、多少のトレイルまでカバーしてくれる素晴らしさ。

実は、スタッフの池田も長年愛用しているモデルで、650B,700c,29インチと使い、旧作から合わせると、彼此3セット目になります。

旧作を体験してきているからこそ、この新シリーズのセットアップのしやすさが凄くて、病みつきになりそうです。

山、川、林道、ロングライドと様々な場所を走ってみましたが、オンオフ問わずバランスが良く、非常に頼もしいです。まず、グラベルタイヤで迷ったらSKを選んで間違い無いでしょう。

サイズ展開も豊富にあり、700c,650B,26インチ,29インチがあります。

Panaracer Gravelking SK

価格:6,600円

 

以上、4種類のシリーズをご紹介しました。

ただ、グラベルキングシリーズはまだまだ奥が深いんです。

今回ご紹介した4種類のモデルに加え、それぞれ「スタンダード」「R(軽量)」「+(耐久性)」の3つの特徴を持ったモデルに分かれます。

同じモデルでもこの3つの特徴によって、多少得意な路面も変化します。

さらに、サイズとカラー、クリンチャー専用タイヤが加わるため、本当に多様な種類の中から選べるのがグラベルキングシリーズです。 

 

店頭にも専用コーナーを作って、徐々にラインナップを増やしているところです。すぐにお持ち帰りや装着もできますよ。

コスパが良く、チューブレスにも対応するグラベルタイヤを探している方は、ぜひ一度グラベルキングを使ってみてください。

 

Leave a comment