だんだん気になってくる【INDUSTRY NINE SOLiXハブ】って??

こんにちは、池田です。最近気になってしょうがないハブがあるんです。

それがINDUSTRY NINEのSOLiXハブ。

アメリカのノースカロライナ州アシュビルで製造されているインダストリーナインは、耐久性が高く、長く使えるのはもちろん、「ジィー!」っという独特なラチェット音や11種類のカラーラインナップ等、次のグレードアップホイールを考える時にぜひチェックして欲しいブランドです。

そんな、インダストリーナインから最近発売されたのが【SOLiX】シリーズです。

今までもハブの展開があったのですが、特にロード規格のハブはその作りが一新。

見た目のカッコ良さはもちろん、ここまで仕上げてきたか!とワクワクしてしまうほどの仕上がりとなっています。

 

SOLiXシリーズは、発表されたばかりということもあり、実際に装着されている人もほとんどいないですが、初めてグランピーに2セット入荷してきました。

僕も今オーダーしていて到着が待ち遠しい今日この頃です。

 

グランピーでも徐々に人気になってきている、注目のSOLiXのハブって何なのかお伝えいたします。

 

インダストリーナインのハブは、耐久性が良い、カラーラインナップが多い等カスタマイズでも人気なハブだったのですが、新発表のSOLiXハブは、内部の構造を見直し、より軽い回転で、一層重量も軽くなりました。

 

その中身は、自転車のハブに使われている伝統的なラチェット構造の最新版といったところ。シンプルでメンテナンス性が良いのも魅力的なポイントでしょう。

 

特徴① フランジの構造

フランジはスポークが入る穴の周りの部分です。徹底的に軽量化するために必要な部分は残し、削れる部分は徹底的に削るという作り込みに度肝を抜かれました。

SOLiXのハブは、スポークの数が28本,24本の展開となっているのもチェックポイントです。ツーリングやMTBで定番な32本の展開が無く、より軽量でスポーク本数が少ないものだけ。

昨今のリム、ハブの進化で定番のスポーク本数も変わりつつあるのかもしれないですね。

波状のフランジは、ENVEのハブに採用されていて、徹底的に軽量化を意識している印。ハブの左右でフランジの大きさも変わっていて、ホイールを組んだ時にバランス良く組めるようになっています。

何より、個性的な見た目がかっちょいいですねー!

 

特徴② ノッチ数がとても多い。

ノッチ数は、ホイールが1回転する間に、ハブが「カチッ」と何回鳴るか、というものです。自転車で走っている時に脚を止めると後輪がカチカチカチ.....っとなるアレです。

一般的なノッチ数は20~30前後が多いのですが、SOLiXハブは605ノッチ数あります。

これが多いと走り始めた時にすぐに力が入るため、ロスなくペダルリングができます。特に山の登り坂やオフロードを走っている時、走り始める時に生きてきます。

 ラチェットの音はこんな感じです。

 

漕ぎ出しまでのアソビがほとんどないということは、超低速時や急な登りでの漕ぎ出しでもしっかり駆動力が伝わるのでバランスが取りやすくなります。 

特にグラベルやMTBでトレイルライドをしたり、信号が多くストップアンドゴーが多い街中で生きてきますので、ちょっと意識してみてください。

 

特徴③ カラーラインナップが豊富。

インダストリーナインのハブは11種類のカラーラインナップから選べます。

他ブランドとの色合わせにも使いやすく、フレームやパーツのカラーに合わせたカスタマイズもしやすいです。

 

特徴④ オプションが多数選択できること。

今お使いの自転車に合わせて、ハブの仕様を変更することができます。

例えば、ハブをスルーアクスル仕様からQR仕様にしたり、スプロケットに合わせてフリーボディをシマノ、スラム、カンパニョーロに合わせることも可能です。

 

特徴⑤ ヘッドセットやステムも同色で展開。

インダストリーナインは、ハブと同様のカラーでステムやヘッドセットも作っていて、11色カラーラインナップから選べます。

ステムは短めのものが多く、MTBやグラベルロードや街乗りでポジションを近くしたい人にも結構おすすめ!

アルマイトカラーはメーカーによって同じ色でも若干色味が異なるので、より近いもので合わせたい人はぜひチェックしてみてください。

グランピーで徐々に人気になってきているインダストリーナイン。

それぞれの価格は、下記の通りです。

SOLiXハブ 前後セット税込115,000円~。

ステムは税込24,000円~。

ヘッドセットは税込24,800円〜。

カラーやオプションの種類によって若干変わりますのでご了承ください。

 

最後にインダストリーナインのパーツがどうやって作られているのか、はっきりとわかる動画を見つけましたのでご紹介いたします。 

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