フラットペダルの性能を120%引き出すシューズ【GIRO TRACKER】
こんにちは、grumpyの池田です。最近、僕はフラットペダル用シューズを探していて、遂にとても良いシューズを見つけたので紹介します。
そのシューズは【GIRO TRACKER】で、早速自分用に注文してしまいました。
今回のブログでは、なぜ数あるシューズの中からGIRO TRACKERを選んだのか、その理由と特徴についてご紹介します。
◆なぜ、GIRO TRACKER なのか。
僕は2024年は自転車であちこちに冒険に行く!をテーマにサイクリングを楽しんでいるのですが、足回りで少し困ったことがあったんです。
それは、サイクリングの出先で様々な路面状況があり、いつも履いているシューズでは対応がなかなか難しくなってきたという事です。
例えば、サイクリングの目的地までは舗装路中心なのでなるべくスピーディーに自転車で走りたい。
でも、遺跡や山の中に入ると、自転車を担いだり、泥だらけの道を登ったりと、自転車ではなく、トレッキング的な要素が増えてくるんです。
つまり、自転車に乗っている時はペダリングに特化したシューズが良く、徒歩の時にはグリップ力が高く歩きやすいシューズが良い。
そんな、わがままに答えてくれて、多様な状況にもピッタリなシューズを探した結果、たどり着いたのが【GIRO TRACKER】でした。
自転車と徒歩という、2つの使い方を突き詰めたシューズって意外と少ないんですよね。
◆GIRO TRACKERとは?
GIROのTRACKERは、自転車+徒歩の移動を想定した【オールテラインサイクリングシューズ】でライド中、そして自転車から降りた後も活躍するフラットペダル用シューズです。
TRACKERは、元々トレイルライドで使用されるシューズがベースとなっていて、フラットペダルとの食い付き力も強く、オフロードを走っても滑りにい靴底になっています。
さらに、ソールを柔らかく、つま先が曲がりやすい構造なので歩きやすいシューズとなっています。
例えば、自転車通勤、お買い物、ロングライド、キャンプツーリング、バイクパッキング、トレイルライド、トレッキング、冒険ライド、街乗り、ハイキング、ご近所のサイクリング...等、GIRO TRACKERの使い方に当てはまる人は多いはずです。
GIRO TRACKERは、トレイルライド用、ロードライド用と使用方法を振り切ったシューズではなく、自転車での生活や趣味を楽しむ人の様々な状況に対応する【オールテラインサイクリングシューズ】です。
◆GIRO TRACKER の特徴
GIRO TRACKERってどんなシューズか分かりやすくするために、主なポイントをまとめてみました。
特徴その1【ソールの薄さ】
TRACKERは通常のMTB用フラットシューズと比べるとソール部分が薄くなっています。
一般的なMTB用シューズはプロテクション機能や耐衝撃性を高めるために、分厚いアウトソールや重厚なインソールが採用されていて、フラットペダルから出るスパイクピンから保護したり、トレイルライドに最適な構造になっている事が多いです。
でも、キャンプツーリングや"徒歩での"トレッキング、普段の自転車生活で使うなら、少々過剰な部分もあります。
TRACKERはそんな過剰な部分を抑えて、ソールを薄めにすることで歩き易くしています。また、ペダルと足との距離を近づけることでダイレクトな感覚でペダルを踏めるようになっています。
特徴その2【ソールの柔軟性】
前記のソールの薄さとも関係があるのですが、TRACKERはソール部分が柔らかく、つま先が曲げ易くなっており、普通のシューズのように違和感なく歩けます。
靴底はTACK™Rubberという石畳のような形状で、地面の上でもグリップ力があり舗装されて道以外も歩き易くなっています。
特徴その3【軽さ感】
TRACKERを履き足を上げてみると、おっ!っと感じてしまうほど軽く感じます。
正直なところ、重さはサイズ43で片足340g程なので、他のシューズに比べて驚異的に軽いという訳では無いです。(数十グラム他のモデルよりも軽量です)
ただ、軽量化のためにパッドを最小限にしたり、濡れてもすぐに乾く素材を使ったり、蒸れないように通気性が良い素材を組み合わせていたりという構造がシューズを装着した時に"軽い"と感じる要因になっていると思います。
もちろん、シューズ自体も軽量なので、 ペダリングの時や徒歩の時も動きやすいです。
特徴その4【着脱が超速くて簡単】
TRACKERは、履き脱ぎが非常にしやすいシューズです。これは僕も好きな特徴の1つで、普段のスニーカーやビンディングシューズとはレベルが違う履きやすさだと感じています。
重要なポイントは、シューズをガバガバに履いているのではなく、しっかりとホールドしている状態からすぐに脱げるというところ。
今まで、シューズの"履きやすさ”なんてあまり意識したことはありませんでしたが意外とメリットが大きいと感じています。
例えば、キャンプツーリングでテントから出て立ち上がる時、飲食店の座敷に靴を脱いで座る時、ちょっとお手洗いに行く時、玄関先を素早く出たい時、山頂で靴を脱いでくつろぎたい時...など、やっぱり履きやすい方がいいですよね!
特徴その5【ゆったりフィット】
TRACKERは、足先が広くてゆったりとした形状になっているため足幅が広い人もフィットしやすいです。僕も足幅が広くてシューズ選びには困るタイプなのですが、このモデルに関してはいつも使っているサイズ感を選んでも全く問題なかったです。
特徴その6【2種類のシューズ装着方法】
TRACKER には、2つの固定方法があります。
・BOAダイヤル
シューズのアッパー部分にあるダイアルを回すだけで、簡単に固定する事ができます。シューズ全体を満遍なく収縮してフィットさせていくため、心地よいフィット感があるのが特徴。
また、ダイヤルを引っ張り上げると固定を解除でき、瞬時にシューズを脱ぐこともできます。
・ファストレース
シューズのアッパー部分にある紐の持ち手を引っ張ることで、シューズを瞬時に固定する事ができます。こちらもシューズ全体を均一に締めることができ、フィットが感が非常に高いのが特徴。見た目以上にしっかりとした固定力があり、緩みにくくなっています。
余った紐はシューズのベロの上部にあるポケットに収納可能です。
GIRO TRACKER はこちらの2タイプ、計5色を店頭在庫中です。
店頭お近くの方は是非その履きやすさを体験していただきたいです。
価格:19,998円
価格:12,980円
また、Youtube動画でもご紹介していますのでぜひご参考ください。
これからの自転車生活と遊びでGIRO TRACKERを使い込んでいきます!
使用感や耐久性の"実際のところ"をまたレビューしますね!