MAVICのホイールをご検討中の方へ

2022年6月7日

MAVIC（マビック）は、世界で初めて完組ホイールを世に出したホイールブランドです。

ロードバイクを購入して、ホイールの交換を検討する時、必ず候補に上がるブランドの一つではないでしょうか。最近では太いタイヤを装着できるロードバイクが増え、チューブレスにする方も増えてきていますが、マビックは完成度が高く、チューブレスの作業も簡単。自信を持っておすすめできる完組ホイールです。

だけど色々な種類があって、自分の用途にあうモデルがわからない、という方も少なくないと思います。そこでこの記事では、マビックホイールの大まかな種類と、後半では当店で人気のオールロードホイール700Cと650Bについて説明します。

グラベルロードやシクロクロスで完組ホイールを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

マビックのグラベルロードやシクロクロス用の完組ホイールは、大まかに分けて、コスミック、キシリウム、オールロードの3つの種類があります。

コスミック　→ カーボンディープリムホイール

リム内幅19mm
推奨タイヤサイズ：25～32mm
用途：ロードバイク

キシリウム　→ アルミリムホイール

リム内幅19mm
推奨タイヤサイズ：25～32mm
用途：ロードバイク

オールロード → 太いタイヤが装着できるカーボン・アルミリムホイール

700C リム内幅22～23mm
700C 推奨タイヤサイズ：28～64mm(1.1”～2.5”)
650B リム内幅25mm
650B 推奨タイヤサイズ：28～64mm(1.1”～2.5”)
用途：グラベル・シクロクロス

コスミックとキシリウムは、25～32mmのタイヤ幅を取り付けることができる、ロードバイク用のホイールです。グラベル・シクロクロスの車体をロードバイクのようにカスタムする場合などにもおすすめです。
具体的には、Panasonicのエンデュランスロード、FRTD03、ORCD05/FRCD05は、このホイールがいいと思います。

オールロードは、28～64mmのタイヤを装着することができ、いわゆるグラベルロードやシクロクロスにあうホイールです。コスミック/キシリウムに比べてリム幅が4mm広く、装着できるタイヤが太いです。コスミック/キシリウムのように、細いリムに太いタイヤを装着することも可能ですが、本来の乗り心地や性能を最大限に発揮させることはできません。

オールロードを装着できる具体的な車体を紹介します。

Specialized CRUX、DIVERGE
TREK Boone、Checkpoint
GIANT TCX、REVOLT
Panasonic FCXTD01、FCXCD01
SURLY Midnight Special
Allcity Zig Zag

28C以上の太いタイヤを装着する場合は、オールロードホイールがおすすめです。

オールロードホイールは、700Cと650Bの2つの種類があります。700x33Cのタイヤを装着することができるフレームは、インチダウンして650Bx47Cのタイヤも装着可能です。逆に650Bタイヤがついた完成車を700Cへ入れ替えることも可能です。それぞれの特性や乗り心地については、別の記事で紹介します。

次はオールロードの上位モデルとスタンダードモデルの違いについで説明します。

どちらも基本的には前後スルーアクスルで、前12mm x 100mm、後12mm x 142mmの仕様です。