今からフロアポンプを買う人は、大容量(ハイボリューム)タイプがオススメです。
自転車のタイヤは、太い幅や、チューブレスタイヤが標準装備されるものが増え、適正な空気圧が数年前と大きく変わりつつあります。
現在お使いの自転車に合わせて、フロアポンプを用意すれば空気入れが「もっと素早く、もっと簡単に」できるようになりますよ。
ということで、今回ご紹介するフロアポンプのキーワードは「大容量(ハイボリューム)」です。
フロアポンプは大きく分けて「ハイプレッシャー(高圧タイプ)」、「ハイボリューム(大容量)」の2種類があります。
「ハイプレッシャー」のポンプは、チューブ入りのタイヤで高圧な空気を入れるロードバイクにおすすめです。
例えば、700x23c(チューブ入り)ですと、8bar前後の空気圧が必要なので、こちらを使用すると楽に空気を入れられます。
ただ、最近の自転車タイヤ周りはチューブレス仕様になってきたり、グラベルロードやMTBといった太めタイヤが増えてきているので、それに合わせて必要な空気圧が「低圧」のものが増えています。
そこで、「大容量(ハイボリューム)」タイプのフロアポンプ登場というわけです。
本体が少し太めで、たくさんの空気をいっきに入れることができるので、ロードバイク、グラベルバイク、MTBを問わず楽に空気入れができるようになります。
フロアポンプは、自転車を楽しんでいく上で「最もよく使い」「最も長く使う」アイテムですので、ご自身にぴったり合ったものを選んでくださいね!
今回ご紹介する「大容量フロアポンプ」は4つです。
各ポンプ、約100psi / 7barまで一気に!そして楽に!空気を入れられるフロアポンプです。
一つ目は、今回ご紹介する中で最もコスパが良いのがMACRO HV FLOOR DRIVEです。
本体はスチール製で多少の重量(1334g)はありますが、耐久性が高く、末長く使用するにもおすすめです。
バルブと連結するチャックには、シンプルな構造のABS Flip Chuckを採用して、仏式/米式のどちらのバルブにも対応します。
ハンドルとベース(踏む部分)はコンポジットマトリックス(頑丈なプラスチック系素材)。
ゲージは3.5インチの特大サイズで上からの視認性もバッチリです!
二つ目はミドルグレードのSTEEL HV FLOOR DRIVE 3.5です。
カラーはブラック、グレイの2種類ありお好きな方を選べます。
チャックはABS-1 プロを採用し仏式/米式のどちらにも対応します。
このチャックは、L字形状をしていてスポークと干渉しずらいので、折り畳みや小径車のようなホイールサイズが小さい自転車とも相性が良いです。
ハンドルは木製でオーガニックな雰囲気があり、自宅の玄関先のインテリアとしてもGOOD。
ベース(踏む部分)はアルミ製で強固な作りです。
こちらもゲージは3.5インチの特大サイズで見やすくなっています。
LEZYNE STEEL HV FLOOR DRIVE 3.5
3つ目は ALLOY HV DIGITAL DRIVE 3.5です。
カラーはブラック、シルバーの2種類あります。
チャックはABS-1 プロチューブレスという「仏式専用品」になりますが、背面にバルブコアを取り外すツールが付属しています。
ハンドルは木製でニスが塗布され、高級感が増しています。
ホースはナイロン強化され、より耐久性が高くなっており、ハードに使う人にもおすすめ。
ゲージはデジタル化され細かな空気圧を計測できます。
LEZYNE ALLOY HV DIGITAL DRIVE 3.5
4つ目はスーパープレミアムフロアポンプ18K DIGITAL DRIVE 3.5 PRO HEADです。
3つ目にご紹介したALLOY HV DIGITAL DRIVE 3.5をベースにパワーアップしたプレミアムモデル。
チャックは、Presta Pro Headという完全CNC加工され、レバーを起こすだけでバルブにしっかりと固定できます。
付属のピンを押すとタイヤ空気圧の微調整が可能です。
そして、本体には18Kメッキが施され高級感漂う仕上げとなっております。
LEZYNE 18K DIGITAL DRIVE 3.5 PRO HEAD
今回ご紹介した4つのフロアポンプは全て「大容量」タイプです。
少ないポンピング回数でタイヤに空気を入れられるので、苦労せずに簡単に補充ができます。
今お使いの自転車に合わせて、ぜひフロアポンプもアップグレードしてみてください!