ビンディングシューズは自転車のジャンルで選ばず、用途で選ぼう!

レースで走る時以外でも、長時間・長距離のサイクリングには、ビンディングシューズがおすすめです。

何故なら、効率よくペダリングできるので、疲れにくかったり、体の痛みが軽減されたりします。

ビンディングをまだ使ったことがない方がよく心配されるのが、立ちゴケです。誰もが一度は経験するのではないでしょうか。停車する際にうっかりシューズとペダルが固定されてることを忘れてしまって、とっさに足をはずせなくて、転んだりします。これは慣れの問題で、すぐに転ばなくなるので心配ご無用です。

 

ビンディングシューズは、ロード、グラベル、街乗りの3タイプあります。選び方は自転車のジャンルで説明されることが多いと思いますが、楽しく自転車に乗るためには、用途別で考えるべきと思います。

 

・長距離サイクリングで、電車やフェリーも使う場合 → 歩きやすいグラベルタイプがおすすめ。

・しっかりサイクリングが中心で、休憩少なめな場合 → ペダリングしやすいロードタイプがおすすめ。

・カフェやショッピングなど街乗りがメインの場合 → 見た目がスニーカー見たいな歩きやすい街乗りタイプがおすすめ。

 

最近は、ロードバイクにもグラベルタイプのシューズをあわせることが多くなってます。やはり、ライド中に絶景スポット近郊を歩いたり、カジュアルなウエアに合わせやすいことなどが理由です。シューズ選びに迷ったら、とりあえずグラベルタイプを選んでおけば間違いないと思います。

 

それでは、各ビンディングシューズついて詳しくお話します。

 

1:ロードタイプ

2:グラベルタイプ

3:街乗りタイプ

 

 

【ロードバイクタイプ】

ロードバイクタイプのビンディングシューズは、ソールが硬く面積の大きいクリートを使用してるので、力をペダルに伝えやすい構造になってます。ヒルクライム、レース、長時間・長距離をサイクリングする人に向いてます。

実際にヒルクライで履き比べてみましたが、ロードバイクタイプの方が圧倒的に漕ぎやすく、車体が前に進む感覚があります。

 

シューズ自体も軽量で、GIROのロードシューズはグラベルタイプよりも約80g軽量です。

 

GIRO EMPIRE 225g

GIRO EMPIRE VR90  345g

たった約80gの違いですが、長時間のサイクリングになると疲労が全然違います。軽量なシューズは足がクルクル回っていくのが気持ち良いので、長距離サイクリングにおすすめです。通気性が良いので、夏場は涼しく快適に走ることができますが、冬場はつま先が凍るほど寒く、シューズカバーが必須です。

GIRO EMPIRE ACCは、かかと部分が擦り減っても交換可能です。

 

ロードバイクタイプにおすすめのペダルは、信頼性が良いシマノPD-R8000 SPD-SLです。大切に使用すれば10年は使えるペダルです。

 

【グラベルタイプ】

グラベルタイプのシューズは、小さなクリート金具が地面と直接接地しにくいので歩きやすく、ビンディングペダルを脱着しやすい構造です。ロードバイクタイプに比べて、クリートが減りにくいので、お財布に優しいシューズです。

サイクリングの途中にカフェに寄ったり、歩いて観光したり、電車やフェリーを使ってサイクリングするなら、こちらのシューズがおすすめです。例えば、1泊以上のサイクリングで、夜自転車を降りて観光する場合でも、歩く用にスニーカーが要りません。

 

クリートとは?

ビンディングシューズの裏側に取り付ける金具の事です。

クリートを見る

グラベルタイプにおすすめのペダルは、信頼性が良いシマノPD-M9100 SPDです。これも大切に使用すれば10年は使えるペダルです。

 

【街乗りタイプ】

 

 

ソールが柔らかく、グラベルタイプよりもさらに歩きやすいタイプです。スニーカーの様なカジュアルな見た目なので、普段着と合わせても違和感がありません。

RUMBLE VRは、ビブラムソールを採用し、ハイキングシューズのように快適に歩けます。このビブラムソールは、リサイクル材料を使用した環境に良いシューズです。

落ち着いたデザインで歩きやすく、実際に自転車通勤で使用する人が多いです。

 

このシューズにおすすめのペダルは、お求めやすい価格のシマノ PD-M520です。

 

最後にシューズのサイズ感についてお話します。
GIROのシューズは、シマノなどのアジアンフィットよりも横幅が若干狭くなってます。サイズに迷ったらワンサイズ大き目をお勧めします。下のサイズチャートも、参考にしてください。クオックのシューズはアジアンフィットなので、ジャストサイズで間違いありません。

GIROのシューズは購入日から60日以内にサイズが合わなければサイズ交換が可能です。

※1週間以内にオンライン登録を行ってください。同梱されてる保証書から登録することができます。

サイクリリングをすると膝の痛みが出る人や、今よりも効率よくペダルを回したい人は、ビンディングシューズの導入を検討してみましょう。店頭でフィッティングが可能です。店頭でお待ちしてます。

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