ウルトラスーパー極太タイヤ【Surly Moonlander】がまもなく入荷します!
遂に出ました!自転車の歴史を変えてしまうかもしれない異端児、新型Surly Moonlanderです。
初めて画像を見た時、度肝を抜かれましたが、スペックを確認していくとさらにびっくりさせられました。
これぞ、Surly!カチコチに固まった頭をゆるーくして、自転車を楽しく、面白くしてくれる素晴らしい自転車が登場です。
展示会で実際に見てきました。youtubeでも公開していますのでぜひチェックしてみてください。
これが新型Surly Moonlanderです。
※グランピーには9月末ごろにMサイズが入荷します。
Sサイズ(身長160~170cm)は、ごくわずかですがご注文可能です。
先日、発表されたばかりなのですが一目でわかるのが、その太いタイヤです。
正直に言いましょう、初めてみた時にこれってどうなの?って思いました。
なぜなら軽い、速い、性能が、グレードが...そんな一般的な自転車でよく比較されるものとは全く違う様子だったので、良いのか、悪いのか判断が付きにくかったからです。
ならば、乗ってみよう!ということで早速試乗してみました。
結論。僕が感じたのはこれは今までのどの自転車とも違う!という事でした。
〇〇と似た乗り心地だよ!とか、〇〇のタイヤを太くした感じだよ!とか、なんとかMoonlanderを表現する似た自転車を探してみましたが、ありませんでした。
ファットバイクのタイヤを太くした、そんな簡単な自転車ではなく、本気で自転車が楽しく面白く(月面も走れるように)なるように考えられた自転車なのだと感じました。
では各部をチェックしていきます。
完成車に付属するタイヤは、同じくSurlyの新型Molenda 24 X 6.2(タイヤ幅158mm)。
幅6.2インチは、通常のMTBタイヤ3本分の太さで、恐らく通常の自転車生活では出くわすことがないスーパーウルトラ極太タイヤ。
このタイヤはチューブレスレディーに対応しているので、チューブレステープと合わせてチューブレス化も可能です。
Surlyのタイヤは太いラインナップが多いのですが、他のモデルと比較してもその異様な太さをわかっていただけると思います。
https://surlybikes.com/parts/tires
浮き輪のような柔らかさなので、路面を走る時は独特の浮遊感があって、雲の上を走っているかのようでした。
路面が柔らかく走りずらい場所も超低圧仕様だと意外と走れてしまいます。
サーリーの公式ページにある下記の画像のタイヤを見ていただくと、その低圧さがわかっていただけると思います。
Moonlanderは、4種類のホイールサイズを装着できるコンパーチブル仕様です。
24、26、27.5、29インチのファットタイヤを装着できる唯一無二の存在。
市場にあるほとんどのファットバイクタイヤに対応します。
装着可能な最大幅は下記の通りです。
変速機は、Surly初の9速Pinionギアボックスを搭載。
フレームのBB部分に内装ギアを設け、グリップシフト(グリップ部分を回転させて変速します)で変速。
ギアボックスは、ギアがフレーム内部に入っているため、悪天候に強く、メンテナンスが少なくて済む変速機システムです。
完成車は9段変速仕様です。
Pinionギアは国内ではまだまだ珍しい存在ですが、MTBやE-bikeでは徐々に採用されるモデルも増えてきています。
見た目がシンプルで、チェーン周りのクリーニングがしやすく、変速機パーツの重量物を車体の真ん中に持ってくることでバランスが良くなる等、改めて見直されてきている変速機です。
一歩先を行くファットバイク、Surly Moonlanerにはまさにぴったりなギアでしょう。
それだけではありません。
実物を見て改めて発見したのがリアディレイラーハンガーの存在です。
これがあるということは、通常の外装変速機も装着できるということ。
11段変速機を装着すると、
ただ、カスタムする間にちょっと考えないとですね。
フレーム各部にはラックやボトルケージのダボ穴があるため、アクセサリー類も装着可能です。
ちなみに、リアラックにはSurly Wide Rear Disc Rackが装着できます。Bikepackng.comのインスタグラムもカスタム事例がUPされていましたのでご参考ください。
国内への入荷数はごくわずか、グランピーにはMサイズが入荷します。
他のサイズをご希望の方は、一度お問合せください。
運命の一台に遂に出会ったしまった!!そんなビビビっと来た方はぜひどうぞ!
Surlyの新型Molenda 24 X 6.2タイヤ
リアリム:サーリークローンロイヤル24インチ、幅100mm
SALSA
MUKLUK SX EAGLE には取り付けは無理ですか