【ニセコグラベル】北海道のグラベルロードイベントに参加して来ました!

北海道のニセコ町で開催されたグラベルロードイベント【ニセコグラベル】に参加して来ました。

事前情報によると、5月のニセコ町は”寒い"と聞いていたのですが、イベント当日は広島とほとんど気温が変わらずとても過ごしやすい天候でした。

飛行機で新千歳空港に着陸する前の景色はこんな感じです。

とても広い平野が広がり、広島ではなかなか見られない景色が広がっていました。

ニセコグラベルの会場へ移動中、山々の景色を見てみると白色の幹の"白樺の木"や薄い緑色の葉っぱが多く見られました。

なだらかで大きな河川がいくつもあり、普段見ている景色とは異なり、到着前にすでにワクワクした気持ちとなっていました。

 今回のニセコグラベルは、Ridley Kanzo Adventureをお借りして走ってきました。

Kanzo Adventureは、耐久性やオフロード走行に重心を置いたアドベンチャーバイクです。

タイヤクリアランスは29x2.1(700x53c)あり、MTBにも匹敵するようなオフロードの走行力があります。

ライド中の補給食やカメラなどを入れるバッグとしてTade qui cunninghamを持参していきました。容量も丁度良くグラベルライドでも安心して使えました。

ニセコグラベルの会場に到着しました。ちょっとしたお祭りのようになっていて、すでに賑わっていました。

出走の準備をしている間にYoutube見てます!SNS見てます!っと、たくさんの方に声をかけていただきました。また、北海道の名産品やローカルスポットをご紹介いただきました。本当に嬉しかったです!

会話を楽しんでいると、あっという間にイベントがスタートしました。

 

スタート直後、ニセコ町周辺の道路は信号が無く、車も少なく、舗装路が広くて綺麗で坂も少ないという、サイクリングには最高の道が続いていました。

道路に隣接する林は白樺の木が立ち並び、いつもと違う風景に心が躍っていました。

 

ルートの分岐点にはわかりやすい目印が設置されていたので、一度も迷うことなくゴールまで走れました。

僕が参加したショートコースは約60kmの道のりで、内40%程はグラベルというコースでした。

舗装路→グラベル→舗装路→グラベル...と、交互に路面状況が変化し、様々なグラベルロードを一気に体験できました。

河川の横にある平地のグラベルロードや、

山の中を突っ走るヒルクライムグラベルロード、

思わずスピードを出したくなるダウンヒルグラベルロード。

ショートコースと言えども、非常に多岐にわたるグラベルを体験できました。

ちなみにロングコースにエントリーした場合は道中に川渡りもあったそうです。

 60kmのショートコースにはエイドステーションが2つ設けられ、途中で飲み物や食べ物が補給できました、

 

一つ目のエイドステーションでは、コーラと水を補給。

二つ目のエイドステーションは真狩村(まっかりむら)の道の駅にあり、「くらぱん」さんのメロンパンをいただきました。

また、地元の名産品である百合根のコロッケも食べたのですが、あまりの美味しさに写真を撮るのを忘れていました。

真狩村に訪れた際はぜひ食べてみてください!

ショートコースの後半は、ニセコ町周辺の環境を堪能できるライドになりました。

綺麗な三角形をしている、美しい羊蹄山周辺を走り、圧倒される程巨大な畑や牧場の横を走っていました。

牛だけじゃなく、ダチョウの牧場もあり、思わず足を止めてしまいました。

 道中にあるお寺や神社にも非常に興味を惹かれました。

鳥居が丸パイプで、金属製で出来ていて、広島ではほどんど見られない形状をしていました。

脚を止めて地元の方々に鳥居の事を聞いてみたところ、豪雪による変形を防ぐためや、100年前の開拓時に新しい文化と織り混ざった結果このような形になったのでは?とのことでした。

 

ニセコグラベルの道中では神社や民家、側道に生えている植物等、広島とは違った部分が多く垣間見えました。

北海道に来る前に文化や自然について学んでおけばもっとニセコグラベルを楽しめたのでは?とちょっと後悔しています。

北海道の景色、一緒に走っている方や地元の方々との会話を楽しんでいる内にあっという間にゴール。 

コース終盤では雨に降られましたが、そのおかげでまた違った景色や状況を味わうことができ、とても楽しい経験となりました。

イベントの最中にはたくさんの暖かい人々に出会え、豊かな自然環境でリフレッシュでき、僕は本当に幸せ者だと思います。

 

 次のニセコグラベルは2024年9月21日(土) - 9月22日(日)に開催される予定です。

広島→北海道までの飛行機も、早割を使えば往復3万円ちょっとで行けるため、想像しているよりも北海道は近い場所だと思います。

ニセコグラベルは、普段味わえないグラベルロードを全力で堪能できる貴重なイベントです。

必ずや忘れられない経験になりますので、秋のニセコグラベルもぜひチェックしてみてください!

今回のニセコグラベルの様子は近日、グランピーのYoutube動画にて公開いたします。

 

その他、ニセコグラベルに関するYoutube 動画はこちらです。 

 

↓ニセコグラベル(北海道の食事編)

Youtubeサブチャンネル「GrumpyBikeShopの回り道」より

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