クロスバイクでロングライドへ行くためにやったこと
目的地は、広島市内から約90km先のパン屋さん
姉妹店「popgrumpy」の久保さんにそそのかされ、広島市から約90km離れたパン屋さんまでロングライドに行くことになりました。
でも、今回のライドにはひとつ“縛り”があります。
それは――
「自転車はtokyobike SPORT 9sで走ること」
tokyobikeといえば、街中を軽快に走るクロスバイク。
長距離を走ることを想定した設計ではありません。
そんなtokyobikeで100km・1000mUP(途中、道を間違えて100kmになった)の道のりに挑戦するために、僕が行った工夫をご紹介します!
車体カスタム編
① ペダル交換
純正 → MKS LAMBDAへ
幅広のペダルにすることで、踏む力を効率よく推進力に変えられます。これは絶対におすすめ!
② ハンドル交換
純正 → FAIRWEATHER B903 Bullmoose Barへ
純正は幅が狭く窮屈だったため、幅広&適度なバックスイープのハンドルへ変更。
楽な姿勢で走れるようになりました。
③ サドル交換
純正 → BROOKS FLYERへ
長距離ではお尻の痛みが大敵。BROOKSのレザーサドルは、最初は硬いですが使ううちに自分の形に馴染んできます。
結果、快適さが段違い。サドルは一番重要なパーツかもしれません。
アクセサリー編(夏のロングライド対策)
● 水分対策
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ボトルケージをフル装備
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ナルゲン1Lボトルは緊急用として持参(結果的に使わず、体を冷やす用に使いました)
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ステムバッグを追加し、保冷ボトルを収納
● 荷物収納
フレームバッグ( FAIRWEATHER frame bag SP Mサイズ):
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パンク修理道具
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携帯工具
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予備チューブ
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携帯ポンプ など
サドルバッグ(Swift Industries Catalyst):
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一眼レフ
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アクションカム
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補給食
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冷却シート など
Catalystは荷物が浮いている構造なので、精密機器を入れても安心なのが気に入っています。
実際に走ってみて…
100km&1000mUPという道のりでしたが、予想よりもいいペースで進み、約7時間(休憩込み)でたどり着けました。
早朝の涼しい時間帯に走れたのと
無理せず、休憩を取りながらゆっくり走れたのも良かった点です。
まとめ:クロスバイクでも、頑張ればロングライドは達成できる!
正直、tokyobikeのような街乗り用の自転車で100km・1000mUPのライドに挑むのは簡単ではありません。
でも、ペダルやハンドル、サドルのカスタムをしっかり行い、水分や荷物の準備を万全にすれば――
頑張ればちゃんと走り切れます。
楽ではないけど、不可能ではない。
だからこそ、走り切ったあとの達成感はひとしおです。
ぜひ一歩踏み出して挑戦してみてください。
きっと、自分の可能性が広がりますよ。