グラベルライドを楽しくする費用対効果抜群のアルミホイール。インダストリーナイン 1/1 GRCX ホイールセット

インダストリーナイン 1/1 GRCXホイールセットは、三拍子揃ったちょうどいい具合のグラベルバイク向けホイールセット。

  • 最新グラベルタイヤに対応した内幅24.5mmのアルミリム
  • ほどほどに軽くて精度がとても高い
  • 良コスパ

リーズナブルで軽いホイールにしたい、カーボンホイールまでは必要ないけど高性能なホイールが欲しい、チューブレス化したい、など、グラベルバイクのアップグレードにちょうど良いホイールセットです。

僕もキャノンデール・トップストーンに装着していますが、ダートでは以前使っていたものより格段に楽しく乗れています。 

グラベルライドに特におすすめする理由

僕がこのホイールをグラベルライドにオススメする理由がもう1つあります。

それはハブエンゲージメントが一般的なロード系ハブに比べると非常に小さいこと。

このホイールに使用されるインダストリーナイン1/1ハブのエンゲージメントは4°(90ノッチ)。

エンゲージメントというのは、踏み始めからトラクションが掛かり始めるまでの空転(遊び)する角度のこと。この数値が小さいほど遊びが少ないです。

いわゆる多ノッチハブというやつです。

例えばダートの登り、地面に障害物がありそのまま漕ぎ下ろすと地面の障害物にペダルが当たってしまいそうな場面では、一旦足を止めて障害物をやり過ごしてから再度踏み込むということがあると思います。

この時、遊びが大きいと再度踏み始めてからトラクションが掛かるまでの時間が長くなります。その間に減速してバランスを崩し易くなります。その空転は1秒にも満たないほんの一瞬ですがとても大きな一瞬です。斜度がきつければなおさらです。足をついてしまうこともあるでしょう。

一方、遊びが小さいほど踏み始めからトラクションのかかり始めまでの時間が短くなるので減速が最小限でバランスを崩しにくくなります。

空転する時間が短ければ短いほど乗車率は上がるのでライドがもっと楽しくなります。

また、オンロードライドでもダンシング時のカックンカックンみたいな不快な空転が減るので気持ちよく漕げるようになります。実はヒルクライムにもいいです。

ちょっと上手くなったかも?と思わせてくる効果もあります。

同社のSolixハブなどのハイエンドモデルだとこの1/1ハブよりもさらにエンゲージメントが小さいモデルもたくさんありますが、税込121,000円という価格で高精度、小エンゲージメントのホイールセットは他ではあまり見ないと思います。

ラチェット音も小気味良くいい感じです。

 

グラベルバイクのホイールのアップグレードをお考えならおすすめの1本です。

試乗もできますので興味のある方は清水までお声掛けください。

 

1/1 GRCXホイールの概要

重量1710g(前後)、アルミリム、リムの内幅は24.5mmで33c〜55cまで対応します。リムテープが最初からぴっちり綺麗に貼ってあるでチューブレスでも簡単にセットアップできると思います。

ハブはインダストリーナイン 1/1ハブを採用。同社のハイエンドモデルのHYDRAやSOLIXをベースに製造工程数や仕上げ、対応規格を絞ることでコストを抑えたモデルです。ただ、廉価版とはいえ同社のハイエンドモデルと同じ製造ラインなので、精度や品質はハイエンドモデルと同等です。

前100×12mm/後142×12mmのディスクロード規格で28H。ハブエンゲージメントは4°(90ノッチ)。ディスクローターはセンターロック。

価格は税込121,000円

 

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